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SpursEngine : ウィキペディア日本語版 | SpursEngine[すぱーずえんじん]
SpursEngine(スパーズエンジン)は、東芝が開発した、Cell Broadband Engine(以下Cell)をベースにしたLSIである。Cellに搭載されているSPEを1.5GHzに低クロック化したものを4基搭載し、H.264・MPEG-2のハードウェアエンコーダ・デコーダを搭載する。 現在は東芝のQosmioシリーズの一部やPCI Express接続アクセラレータカード(コーデック向け)に搭載されている。 == 概要 == SpursEngineは通常の汎用プロセッサが効率よく処理できないとされるマルチメディア処理に特化されたプロセッサで、プロセッサ単体の浮動小数点演算処理能力は48GFLOPSである。H.264・MPEG-2のハードウェアエンコーダ・デコーダはフルHDに対応していて最新のCPU単体でエンコード・デコードするよりも大幅に処理速度を向上する事ができる。 東芝大分工場の65nmバルクプロセスで製造され、消費電力は20W以下。2億3910万個のトランジスタが使用され、ダイサイズは102.89mm2。SPEのレイアウトが最適化され、オリジナルのSPE(65nm版Cell)と比べてダイサイズを27%縮小させている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SpursEngine」の詳細全文を読む
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