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スーパーディスク (''SuperDisk'') は、松下寿電子工業株式会社(当時。現パナソニック ヘルスケア)とイメーション株式会社などとで共同開発されたリムーバブル磁気ディスクメディア。1996年発売。 記憶容量の小さいフロッピーディスク(以下FD)に代わる大容量の次世代FD製品がいくつか登場したが、その中の1つ。当初「LS-120」という名称だったが、1997年に「スーパーディスク」へ改称した〔SuperDisk 、ITpro(情報・通信用語事典)、日経BP。(2013/9/30閲覧)〕。記憶容量は当初120MBであったが、2000年には240MB対応のドライブ・ディスクが登場した〔松下、2HD FDで32MB記録できる次世代スーパーディスクドライブ 11月 サンプル出荷開始 、Impress Watch(PC Watch)、2000年10月16日。〕。 == 概要 == 磁気ディスクの表面に微細な溝(グルーブ)を形成し、レーザー光を使ってトラッキングを制御することで、FDに比べて大幅にトラック密度を向上。併せて、メタル磁性体を採用し、ディスクの内周と外周で記録密度を同等にするゾーンビット記録方式を採用したことで線記録密度も向上し、大容量の記録を可能とした。 ディスクは3.5インチFDと同じ外形寸法をしている。一方ドライブには、スーパーディスク用・従来の3.5インチFD用両方のコアを持つデュアルギャップヘッドを搭載している。このため、双方のディスクが読み書き可能な後方互換性を持っており、同容量帯のリムーバブルディスクである3.5インチMOやZipに対するアドバンテージになっている。同様に240MB対応のドライブでは120MBのディスクも読み書き可能。またスーパーディスクドライブをブートドライブとし、FDやスーパーディスクを起動ドライブとして使用できるが、これにはPC側のBIOSの対応が必要である。 Zipなどの同種のメディアと同様、データの大容量化やCD-R・CD-RW等の急速な普及によって廃れていき、現在ではハード・メディア共に入手が困難な状況にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーディスク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 SuperDisk 」があります。 スポンサード リンク
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