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TAGRO(たぐろ)は、日本の漫画家、イラストレーター。中央大学中退。生年月日や出身地は非公開。『変ゼミ』に石川県出身で金沢弁を話すという設定の人物が登場するが、TAGRO本人は石川県や金沢弁に縁はないという。一時期、同人ペンネームに、たぐちたぐろう名義を使用したことがある。 == 来歴 == 大学中退後、編集プロダクションに契約社員として勤務。編プロ時代に「絵が描ける」という理由で雑誌カットを多数寄稿する。編プロ時代の同僚に作家の北森鴻がいる。 1995年に伊藤明弘が『ヤングキングアワーズ』の原稿を4枚落とし、急遽依頼され執筆した代理原稿『MISSION OUTER SPACE』(4頁)で漫画家デビューしてしまったらしい〔デビュー情報誌「ぱふ」の新人名簿に名前が記載されていた。〕 。アンソロジー漫画を中心として活動を始める。カルト的人気を呼んだが、本人によると当初は「本当に売れなかった」らしい。 5頭身の可愛らしいキャラや8頭身のキャラ、さらに両方をほどよい感じで混ぜた中間的なものなど数々の彩風を使い分ける異色作家である。得意とするストーリーにもいくつかのタイプがあり、明るくポップな話・自分の心の内面と向き合うような痛々しく暗い話・変態的嗜好にこだわった話などを描く。初期の作品は成人向け漫画であり、複乳フェチという珍しいジャンルを扱っていた。 小説の挿絵を担当するなど、イラストレーターとしての顔も持つ。最近は文芸雑誌の『ファウスト』に漫画を掲載するなど、活躍の場を広げる。 ゲーム『メダロット4』『メダロット5』ではメダロット(ロボット)のデザインを担当。この仕事に関する経緯は、当時TAGROがイラストを書いていた社内報や学習誌のクライアントの1つがメダロットの開発元と仲が良く、そのクライアントの「持ち駒」の中でTAGROが一番アニメのような絵が描けたため、というものだった。 2010年9月結婚。相手は漫画家の椎名麻子 DJとしても活動しており、早稲田の音楽喫茶で定期的に「音ゼミ」というクラブイベントを開催している(2009年12月23日に行われた「音ゼミVol.3」ではあらゐけいいちも参加した)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TAGRO」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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