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でんこちゃんは、日本の電力会社である東京電力のマスコットキャラクター。キャラクターデザインは漫画家の内田春菊〔内田のオフィシャルブログ「内田春菊の基礎体温日記Ⅱ 」(2010年2月8日付)によれば、東京電力の各出張所企画などで使えるでんこのテンプレートも含めて「でんこだってもちろんみんな私が描いてる」とのこと。〕。 == 詳細 == でんこちゃんは本名を分電でんこ(ぶんでんでんこ)といい、1987年にパンフレットにて初登場。社報『とうでん』1994年10月号によれば、「元々はCM用のキャラクターではなくサービス課で発行するお客さま向けのパンフレットに家庭内の電気知識、電気安全を紹介するキャラクター」として登場した。最初に登場したパンフレットのテーマに分電盤があり、内田のひらめきで分電盤から「でんこ」という命名がなされたという。初登場時は等身が高く同誌は「好みの問題もありますが、今よりもずっと美人?」などと評している〔。その後、省エネキャンペーンのキャラクターとして起用され、電気を無駄遣いしている映像に「じゃん!」と登場し「電気を大切にね」と呼びかけるというコマーシャルが1991年から放送され一気に知名度を上げ、3年後の『とうでん』では「お客様の認知度は8割以上」の状態だった〔。声の担当は当初は渡辺信子であったが、2004年からは乙葉に交代している。また、菅野よう子が作曲と歌を担当したものもある(「でんこの日時計」等)。「でんこの電気日記」CMには矢島正明がナレーションを担当していたものもあった。 設定上は主婦なのにも関わらずCMやパンフレットなどではOLや小学生の格好で登場したこともあった。現在では、省エネ関連以外のCMにも登場している。最近では夫、分電盤太(声: 八嶋智人)もCMに登場している。 2007年1月から、従来の省エネ関連の広報テレビCMシリーズ「でんこの電気日記」に加え、電気の疑問について博士・平賀源在が詳しく説明するシリーズ「でんこと博士のはてな電気」が、新聞広告とテレビコマーシャルで展開されている。ちなみに、現在は「電気と仲良くね!」にメッセージが変更されている。 関東地方・山梨県・静岡県では有名なCMキャラクターの一つであるが、東京電力の営業エリアでしか放送されていない〔東京電力は新潟県・福島県など発電所のみが所在する地域ではその発電所の広報CMを流しているが、これには登場しない。〕ので、それ以外の地域での知名度は極めて低い。 インターネット博覧会においてはパビリオンコンテンツとして公開された。また、広報誌「グラフTEPCO」に『ぶんでんでんこ』というタイトルで4コママンガを連載しており、ここには「内田春菊」と作者名がクレジットされている。でんこちゃん関連グッズは、かつて東京電力関連のイベントや発電所の見学会等で配布されるだけだったが、後にTEPCO PR館(閉館)などで販売されるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「でんこちゃん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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