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TM-76 ( リダイレクト:MGM/CGM-13 (ミサイル) ) : ウィキペディア日本語版 | MGM/CGM-13 (ミサイル)
MGM/CGM-13 メイス()は、アメリカ合衆国のマーチンによって開発され、MGM-1 マタドールから発展した戦術地対地巡航ミサイルである。通称のメイスは打撃武器の戦棍・鎚矛、又は儀礼用の職杖の意味。1963年の命名規則の変更までTM-76 戦術ミサイルと呼ばれ、後に移動発射型がMGM-13、コンテナ発射型がCGM-13に改名された。 中華人民共和国を意識した核抑止力として日本返還前の沖縄に配備されていた。その頃の日本の新聞、雑誌などでは「メース」、「メースB」とも表記されている。 == 概要 == メイスの開発は1954年から始まり、1956年に試作機YTM-61Bが初めて発射された。メイスの配備は1959年から始まり、1971年まで運用されていた。形状は、円柱形の胴体に後退翼を持ち、T字尾翼を配していた。初期加速時のために固体燃料ブースターロケット、巡航時のためにアリソンJ33ターボジェットエンジンを使用し、移動式のトレーラー又は防護された掩蔽壕から発射(ゼロ距離発進)された。また、メイスは、後のAGM-28 ハウンド・ドッグと共通のW28核弾頭を搭載できた〔The Nuclear Weapon Archive 〕。メイスのサイズと飛行性能が航空機に似ていたため、若干のメイスが標的ドローンとしても使用された。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 MGM-13 Mace 」があります。
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