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TOICA(トイカ)は、東海旅客鉄道(JR東海)が提供する在来線のIC乗車券サービスの総称である。「TOkai Ic CArd」(東海ICカード)の頭文字から命名され、2006年7月28日に同社によって商標登録されている。 2006年11月25日に名古屋地区で初めて導入され、2008年4月8日に50万枚を突破し、2010年10月8日に100万枚を突破した〔「TOICA」の発行枚数が100万枚を突破しました!! - JR東海ニュースリリース 2010年10月12日付〕。2012年3月末現在は約132万枚に達している。 == 概要 == 旅客がカード(財布や定期入れに入れたままでも使用できる)を自動改札機の読み取り部に軽く触れるだけで通過できる。あらかじめカードにチャージ(入金)しておくだけで、その都度乗車券の購入や乗り越し精算を行う必要がなく、財布などから定期券やカードを出す手間も省ける。 一方で、事業者側では利用促進の他、同一カードの利用履歴(記名式カードではさらに旅客属性)を集積できる他、乗車券の発売回数を減らし、券片を取り込む改札機の処理動作を省略できるなど、戦略的な情報収集やシステムの稼動・保守費用縮減の効果を期待している。 PASMOやICOCA、SUGOCA等と同様にソニーの非接触型ICカード技術「FeliCa」を採用し、サイバネティクス協議会規格に拠っている。 2007年12月時点で、名古屋地区では乗客の約5割(定期券では約7割)がTOICAを利用している〔定例社長会見(平成19年12月・名古屋) - JR東海ニュースリリース 2007年12月17日付〕。 公式マスコットは、大野真弓のイラストによる大小2羽の「ひよこ」で、正式名称並びに愛称はついていない〔2010年9月4日から11月7日まで開かれた「名古屋開府400年記念 名古屋市営地下鉄 JR東海 スタンプラリー」において、名古屋開府400年PRキャラ「はち丸」・名古屋市交通局のキャラクター「ハッチー」と一緒に登場したものの、その際の名称で「ひよこ」と紹介されたため、「ひよこ」が当該キャラの名称ではないという訂正用紙も一緒に配布されている。〕。この「ひよこ」は記念カードのデザインに起用された他、現在ではグッズが配布・販売されている。 カードの裏面の右下に記載の番号は「JC」で始まる15桁の英数字であるが、この「JC」はJR東海の英語表記「JR Central」の頭文字を採ったものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TOICA」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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