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TOKYO-POP[とーきょーぽっぷ]
『TOKYO-POP』(トーキョーポップ Tokyo Pop)は、音楽を中心にアメリカ人の娘とロック・バンドのボーカルの日本人青年との交流を描いたアメリカと日本の合作映画。1988年に公開された。アメリカの習慣と東京のライフ・スタイルのコントラストと、2人の主人公の間で発展するラブ・ストーリーを織り交ぜている。 主人公はキャリー・ハミルトン扮するウェンディーと、田所豊(現ダイアモンド・ユカイ)扮する山口ヒロ。ほかの出演者にはジーナ・ベラフォンテや丹波哲郎らがいる。監督と脚本はフラン・ルーベル・クズイ。メタル・バンドのX JAPANがカメオ出演している。 == あらすじ == これはマイケル・サーヴェリス扮する恋人を母国アメリカに残し、東京へと旅立ったウェンディー・リードという名前の少女の物語である。ウェンディーは東京で女友達を訪ねるつもりが叶わず、代わりに売れないポップ・バンドでボーカリストをしているヒロという青年と出会う。ブロンド髪で背の高いウェンディーは東京で人目を引く存在であった。ウェンディーはヒロと恋に落ち、物語が進むにつれ音楽シーンでその名が知られるようになる。やがてレコード会社のプロデューサーの目に留まり、わずかな間だが成功を手にする。物語を通して演奏される楽曲はジョン・セバスチャンの「ドゥー・ユー・ビリーブ・イン・マジック?」のカバーである。チャートのトップに立ち、成功を納めていた短い間には贅沢な暮らしも享受したが、徐々にお互いの心が離れ、2人の恋は終りを迎える。 この映画でいうTOKYO-POPとは、バンドがチャートでヒットを1つ飛ばし、それを最後に永遠に消える1日限りのビジネスのことを指す。このためウェンディーは、より安定した職を探そうとアメリカに帰国。ヒロとは忘れられない時間を過ごしたが、素晴らしい作曲家であったヒロには自ら道を切り開く力があったので、お互い別々の人生を歩むことになった。ヒロはプロデューサーの関心を集めるために彼女の力を借りる必要がなくなっていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TOKYO-POP」の詳細全文を読む
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