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TT-500ロケット[てぃーてぃー500ろけっと]
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TT-500ロケット[てぃーてぃー500ろけっと] TT-500ロケットとは宇宙開発事業団(NASDA)(現宇宙航空研究開発機構(JAXA))が開発した技術試験用の2段式固体燃料ロケットである。 == 概要 == N-Iロケット運用後期にレーダ追尾系の総合的機能の確認、地上設備の機能的な整合確認を目的として開発されたものである。JCRロケットの推進系をほぼそのまま流用している〔財団法人 資源探査用観測システム・宇宙環境利用研究開発機構 平成17年度報告書 ''宇宙環境利用の展望'' 第7章 次世代小型ロケット実験システムの検討 - 柴藤羊二, 黒田信介〕。従来レーダー追尾系の総合機能確認用途に用いられていたTT-210ロケットを置き換え、1977年から1980年までに7機が飛翔した。TT-500ロケットをもとにして第2段を増強し微小重力下での材料実験能力を付加したTT-500Aロケットの開発に伴い運用を終了した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TT-500ロケット」の詳細全文を読む
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