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Termcap : ウィキペディア日本語版
Termcap
Termcap (''terminal capability'') はUNIX系OSで使われるライブラリでありデータベースである。
これを使うと端末をデバイス独立に扱うことができ、移植性の高いテキストモードのアプリケーションを書く労力を大いに軽減できる。
最初のtermcapは1978年にビル・ジョイによってBSD用に書かれ〔Peter H. Salus, "The history of Unix is as much about collaboration as it is about technology", Byte, October 1994. 〕〔Kenneth C. R. C. Arnold and Elan Amir, "Screen Updating and Cursor Movement Optimization: A Library Package" 〕、
その後ほぼすべてのUNIX系OSに移植された。それ以前のIncompatible Timesharing Systemにおける端末データベースの設計の影響を受けていると言われる〔alt.sys.pdp10 posting 〕。
termcapデータベースには数百種類ものディスプレイ端末の端末ケーパビリティが記述されている。
これによってプログラムは端末の種類に依存せずにキャラクタベースのインターフェイスを実現できる。
viemacsなどのスクリーンエディタはtermcapを使っているであろうプログラムの例である。
データベースには以下のような情報が記述されている:
* ディスプレイのカラム幅がいくつであるか
* カーソルを任意の位置に移動させるために送信する文字列(行と列の番号をどうエンコーディングするかも含め)
* 画面を上にスクロールする方法
* スクロール操作に必要なパディングの量'terminal capability'') はUNIX系OSで使われるライブラリでありデータベースである。
これを使うと端末をデバイス独立に扱うことができ、移植性の高いテキストモードのアプリケーションを書く労力を大いに軽減できる。
最初のtermcapは1978年にビル・ジョイによってBSD用に書かれ〔Peter H. Salus, "The history of Unix is as much about collaboration as it is about technology", Byte, October 1994. 〕〔Kenneth C. R. C. Arnold and Elan Amir, "Screen Updating and Cursor Movement Optimization: A Library Package" 〕、
その後ほぼすべてのUNIX系OSに移植された。それ以前のIncompatible Timesharing Systemにおける端末データベースの設計の影響を受けていると言われる〔alt.sys.pdp10 posting 〕。
termcapデータベースには数百種類ものディスプレイ端末の端末ケーパビリティが記述されている。
これによってプログラムは端末の種類に依存せずにキャラクタベースのインターフェイスを実現できる。
viemacsなどのスクリーンエディタはtermcapを使っているであろうプログラムの例である。
データベースには以下のような情報が記述されている:
* ディスプレイのカラム幅がいくつであるか
* カーソルを任意の位置に移動させるために送信する文字列(行と列の番号をどうエンコーディングするかも含め)
* 画面を上にスクロールする方法
* スクロール操作に必要なパディングの量
capability'') はUNIX系OSで使われるライブラリでありデータベースである。
これを使うと端末をデバイス独立に扱うことができ、移植性の高いテキストモードのアプリケーションを書く労力を大いに軽減できる。
最初のtermcapは1978年にビル・ジョイによってBSD用に書かれ〔Peter H. Salus, "The history of Unix is as much about collaboration as it is about technology", Byte, October 1994. 〕〔Kenneth C. R. C. Arnold and Elan Amir, "Screen Updating and Cursor Movement Optimization: A Library Package" 〕、
その後ほぼすべてのUNIX系OSに移植された。それ以前のIncompatible Timesharing Systemにおける端末データベースの設計の影響を受けていると言われる〔alt.sys.pdp10 posting 〕。
termcapデータベースには数百種類ものディスプレイ端末の端末ケーパビリティが記述されている。
これによってプログラムは端末の種類に依存せずにキャラクタベースのインターフェイスを実現できる。
viemacsなどのスクリーンエディタはtermcapを使っているであろうプログラムの例である。
データベースには以下のような情報が記述されている:
* ディスプレイのカラム幅がいくつであるか
* カーソルを任意の位置に移動させるために送信する文字列(行と列の番号をどうエンコーディングするかも含め)
* 画面を上にスクロールする方法
* スクロール操作に必要なパディングの量
==データモデル==
termcapデータベースは1個以上の端末の記述からなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Termcap」の詳細全文を読む




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