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TiO2 ( リダイレクト:酸化チタン(IV) ) : ウィキペディア日本語版 | 酸化チタン(IV)[さんかちたん よん]
酸化チタン(IV)(さんかチタン よん、)は組成式 TiO2、式量79.9の無機化合物。チタンの酸化物で、二酸化チタン()や、単に酸化チタン()、およびチタニア()とも呼ばれる。 天然には金紅石(正方晶系)、鋭錐石(正方晶系)、板チタン石(斜方晶系)の主成分として産出する無色の固体で光電効果を持つ金属酸化物。屈折率はダイヤモンドよりも高い。 == 構造 == 結晶構造にはアナターゼ型(正方晶)、ルチル型(正方晶、図参照)、ブルッカイト型(斜方晶)がある。アナターゼ型の酸化チタン(IV)を900 以上に加熱すると、ルチル型に転移する。また、ブルッカイトを650 以上に加熱すると、やはりルチル型に転移する。ルチル型は最安定構造であるため、一度ルチルに転移すると低温に戻してもルチル型を維持する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酸化チタン(IV)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Titanium dioxide 」があります。
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