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cdb (constant database)は ダニエル・バーンスタイン (djb) によって開発された、単純なデータベースの作成と高速な問い合わせのためソフトウェアであり、cdbで扱うことのできるファイル形式の名称でもある。cdbは、4GBまでのハッシュ化データベースを扱うことができる。データベースはテキストファイルから簡単に作成することができる。 cdb の c は constant の意味であり、データベースをいったん作成したら、そのあとで内容を更新(データの追加・削除・変更)することはできない。更新が必要なときはデータベース全体を作り直すことになる。一方で、更新の機能を持つ一般のデータベースと比較して、cdbでの問い合わせやデータベースの作成は非常に高速である。 cdbは、ダニエル・バーンスタインの開発したソフトウェアである、qmail, djbdns, ucspi-tcp などで使用されているほか、dbskkd-cdb〔dbskkd-cdb Google-code 〕, Postfix 〔Postfix CDB Howto 〕などのソフトでも採用されている。 さらに高速で機能追加がなされたcdb互換ライブラリであるTinyCDBが Michael Tokarev によりリリースされている 〔TinyCDB 〕。 == ファイル構造 == cdbは内容を更新する機能を持たないため、データベースファイルは比較的単純な構造をしている。この単純な構造によって、高速なルックアップを実現している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cdb」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 cdb (software) 」があります。 スポンサード リンク
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