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トリヴィアム(Trivium)は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドで2000年に結成されたヘヴィメタルバンド。これまでに7枚のスタジオアルバムをリリースしている。 トリヴィアムとはトリヴィアの単数形で、文法学、修辞学、論理学の三学科の教育論を意味しており、このバンド名は様々な音楽分野を独自にまとめ上げようとする意図に由来している。 == 歴史 == 結成のきっかけは、2000年春に、初代ドラマーのトラヴィス・スミスがコンテストに出演すべくマシューらに声をかけたことから。ここでのパフォーマンスで自信をつけた彼らは、メンバーチェンジをしながらも活動を続行する。そして2003年に発表したデモEPがライフフォース・レコードの耳にとまってレコード契約、『Ember To Inferno』を発表する。これを契機に大規模なツアーを行うも、ベースのブレント・ヤングが脱退。 2004年4月にロードランナー・レコードと契約し、翌2005年に『アセンダンシー』を発表。これは世界中でリリースされ、数々の賞を受けたほか、ビルボードのトップ・ヒートシーカーズで4位になるなど、大きな成果を上げた。このアルバムから、ベーシストとしてパオロ・グレゴリートが加入。 来日公演を含む各国のツアーやフェスティバルを行ったのち、2006年4月より『ザ・クルセイド』を録音開始、10月に発売された。今作ではギターをレギュラー・チューニングにし、ボーカル・スタイルからスクリームを除くことで、クラシック・メタルに近づいた。その結果、イギリスでは発売初日に60,000枚を売ってシルバー・ディスクに、アルバム・チャートでは7位に初登場、アメリカでは発売週に25位、日本では45位に入るなど、前作に比べて飛躍した。2007年1月に、単独公演のため来日。 2007年10月、LOUD PARKに出演。続けてヘヴン・アンド・ヘルのジャパンツアーにサポートとして帯同。 2008年9月、『将軍』を発売。先んじて8月にサマーソニックのため来日、世界に先がけて新曲をライブで披露した。2009年5月に単独公演のため再来日。 2010年2月、バンド創設者であるドラマーのトラヴィス・スミスが脱退。代わってパオロの幼馴染であり、過去にトリヴィアムのドラムテックを務めたこともあるニック・オーガストの加入が公式にアナウンスされた。 2011年8月、5作目のアルバム『イン・ウェイヴズ』を発売。「PVに演奏シーンはなく、ライブDVDに観客の姿はなく、ドキュメンタリー映像に色はない」というコンセプトのもと、映像、衣装などビジュアルのイメージを一貫してコントロールする初の試みがなされた。 アルバム発売前の6月上旬、プロモーションのためマットとコリィが来日。またバンドとしては同年10月のLOUD PARKに出演。このとき単独公演は行わず、翌年末の単独来日公演も実現しなかったため、これが唯一の『イン・ウェイヴズ』での来日公演となってしまった。 2013年10月9日、6作目のアルバム『ヴェンジャンス・フォールズ』を日本先行発売。オリコン洋楽アルバム週間ランキングで2位〔http://www.oricon.co.jp/rank/wa/w/2013-10-21/〕の好スタートを切った。10月20日のLOUD PARKに出演した。 2014年5月7日、ツアー半ばでドラマーのニック・オーガストの脱退が発表された〔http://www.blabbermouth.net/news/trivium-parts-ways-with-drummer-nick-augusto/〕。以降の日程はドラムテックのマット・マディーロがサポートメンバーとしてステージに上がった。 2014年11月16日、KNOTFEST JAPAN 2014に出演。『ヴェンジャンス・フォールズ』でも単独来日公演は実現しなかった。 2015年7月30日、7枚目のアルバム『サイレンス・イン・ザ・スノー』が同年10月2日発売となること、及び先行してタイトルトラックのPVが公開された。 2015年12月5日、ノットフェス・メキシコでポール・ワントキーがドラムスをプレイ。その3日後に、彼が正式にドラマーとして加入したことが公式発表された。 2016年4月4日~7日、7年ぶりのヘッドライン・ツアーで来日。大阪、東京2公演、名古屋。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリヴィアム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Trivium (band) 」があります。 スポンサード リンク
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