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TTA (ティーティーエー、The True Audio) はフリー(GPL)のリアルタイム可逆圧縮オーディオエンコーダー/デコーダーである。可逆圧縮であるため音声の劣化がない。「ハードウェアサポートの容易さ」を目標に、開発が進められている。 デコード速度と再生時のハードウェア負荷でFLACに劣り、圧縮率でMonkey's Audioに劣る。エンコード速度と圧縮率のバランスに優れるが、最近の利用率では、より高レベルでデコードとエンコードの能力向上を果たしたTAKに押されつつある〔2009 ripping/encoding general poll - Hydrogenaudio Forums 〕。 Matroskaコンテナ(.mkvや.mka)も対応している。 == TTA方式の長所 == * 可逆圧縮でオーディオデータを圧縮し、3割程度のファイルサイズ縮小が可能 * リアルタイムエンコード/デコードのアルゴリズムを採用 * 動作環境に依存せず高速なエンコード/デコードが可能 * 複数の異なったプラットフォーム上でのコンパイル・実行が可能 * フリーのオープンソースであり、技術情報が文書提供されている * ハードウェアサポート実装 * ID3タグ、APEタグ利用可能。(FLACは独自タグ、Monkey's AudioはAPEタグしか利用できない) *ただし、これはID3タグやAPEタグを付加してもフォーマットとして互換性が保たれるという意味であり、公式に提供されているエンコーダ・デコーダやライブラリではタグの読み書きはサポートされていない。また、現行のDirectShowフィルターでは表示はできないため、foobar2000のプラグインやSuperTagEditor改造版などでしか解釈できない。
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