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ツーソン(Tucson、パパゴ語:Cuk Ṣon)はアメリカ合衆国・アリゾナ州南東部に位置する内陸の都市。トゥーソンとも呼ぶ。人口は514,000人(2004年)で、年々増加している。 1539年から1542年にかけてヌエバ・エスパーニャからスペイン人の探検が行われた。1692年にはキノ神父が訪れ、1700年に聖ザビエル伝道教会を設立した。スペインは1775年8月18日に要塞を建設し、ツーソンと名づけた。 合衆国は1848年の米墨戦争でアリゾナの大部分を占領し、1853年12月30日の「ガズデン購入」でヒラ川(Gila)流域を領有、1880年に南太平洋鉄道開通により発展した。古くはアリゾナ州の暫定州都が置かれ、また近郊のトゥームストーンにはOK牧場の決闘で知られるOK牧場があり、フーバーダムの水により初めて人の住むことが可能になったフェニックスより、歴史ははるかに古い。周囲を山に囲まれ、銀や銅を産出する鉱業都市としても知られる。今日ではフェニックスと共にエレクトロニクス産業の中心地として発展しており、メキシコからの人口流入が相次いでいる。また、周囲を山に囲まれ、観光・保養都市としても注目を浴びているほか、アリゾナ大学の所在地でもあり、学術都市としても知られている。 == 地理 == ツーソンは北緯32度12分52秒、西経110度55分5秒 (32.214476, -110.918192)に位置している。 アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積505.3 km² (195.1 mi²) である。このうち504.2 km² (194.7 mi²) が陸地で1.1 km² (0.4 mi²) が水面である。総面積の0.22%が水面となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツーソン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tucson, Arizona 」があります。 スポンサード リンク
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