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トルコ石(12月の誕生石), 青緑色, トルコ玉, (トルコ玉の様な)明るい青緑色(の) =========================== 「 Turquoise 」を含む部分一致用語の検索リンク〔 2 件 〕 ・turquoise : トルコ石(12月の誕生石), 青緑色, トルコ玉, (トルコ玉の様な)明るい青緑色(の) ・turquoise blue : あさぎ色(黄味を帯びた淡いあい色)
トルコ石(トルコいし、turquoise、ターコイズ)は青色から緑色の色を持つ不透明な鉱物である。化学的には水酸化銅アルミニウム燐酸塩であり、化学式では CuAl6(PO4)4(OH)8·4H2O と表される。良質のものは貴重であり、宝石とみなされる。12月の誕生石でもある。 その色合いのために、数千年の昔から装飾品とされてきた。近年では他の多くの不透明の宝石と同様に、表面処理されたものや模造品・合成品が市場に出回っていて問題となっている。専門家でもその鑑定は難しい。宝石学者ジョージ・フレデリック・クンツによれば、大プリニウスの『博物誌』に「カッライス(callais)」として登場する宝石が現在のトルコ石の古名に当たるが、当時から盛んに模造品が作られていたという。 英語では turquoise (ターコイズ)と言い、フランス語の pierre turquoise (トルコの石)に由来する。十字軍(東方の文物が西ヨーロッパに到来するきっかけ)の時代にヨーロッパに広まったため、この石が「トルコの石」と呼ばれるようになったばかりか、もとは古フランス語で「トルコの」を表す形容詞だった"turquoise"と言う語が、青の色みの一つを表すようにもなった。後述のとおり、かつてペルシアと呼ばれた現在のイラン周辺は、少なくとも2000年来トルコ石の主要な産地として知られ、9世紀以来トルコ系王朝が興亡を繰り返したホラーサーンには最も古い鉱脈があった。つまり最初にヨーロッパに認識された「トルコ石」がトルコ人の国のものであったというのが、トルコ石と呼ばれる所以である。なお、これは幾分かの誤解を含んでおり、トルコでトルコ石が産出されたわけではなく、アトラス山脈周辺の砂漠で産出されたものが貿易でトルコを経由してヨーロッパへ広がったのちになじみの深い宝石になり、「トルコ石」と呼ばれるようになったという説が存在する。現在のトルコからトルコ石の産出はない。 == 特徴 == * 質の良いものは鮮やかな青色だが、不純物に鉄を含むと緑色に近くなる。 * 銅やアルミニウムを含むリン酸塩の岩石に水の作用が働いたときにできる。鉱床は、乾燥地帯で発見されることが多い。 * 熱と日光に弱いため屋外に放置しない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トルコ石」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Turquoise 」があります。 スポンサード リンク
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