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Type-length-value : ウィキペディア日本語版
Type-length-value
通信プロトコルでは、 省略可能な情報がtype-length-valueTLV、tag-length-valueとも)というフォーマットで表現されることがある。type-length-valueは、情報の種類(type)・長さ(length)・値(value)をセットにして表現するフォーマットである。
type(種類)とlength(長さ)は固定長(通常、1~4バイト)である。value(値)のフィールドは可変長である。各フィールドは以下のように用いられる。
;type: 情報の種類に対応した数値または文字
;length: valueフィールドのサイズ(数値)
;value: 可変長のデータ
==例==
「電話をかける」コマンドを例に説明する。
このシステムの最初のバージョン(バージョン1)では、「電話をかける」コマンドには2つの要素、「コマンド」と「宛先電話番号」が想定される。
;command_c/4/makeCall_c/phoneNumberToCall_c/8/"722-4246"
ここで、command_cmakeCall_cphoneNumberToCall_cは整数値、4、8はvalueフィールドの長さである。
後のバージョン(バージョン2)で、新たな要素「送信元電話番号」を追加しようとすると、以下のようになる。
;command_c/4/makeCall_c/callingNumber_c/14/"1-613-715-9719"/phoneNumberToCall_c/8/"722-4246"
バージョン2のシステムから送信されたメッセージをバージョン1のシステムが受信した場合、まずcommand_c要素を読み取り、次にcallingNumber_c要素を読み取る。バージョン1のシステムはcallingNumber_c要素を理解できないので、lengthフィールド(14)を読み取ってそのバイト数だけスキップし、次のphoneNumberToCall_c要素を読み取る。
上記の例は(LLDP)である。LLDPでは組織特有の情報をTLV形式でパケットに入れることを許容している。
TLV形式は、COPSIS-ISRADIUSなどでも使われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Type-length-value」の詳細全文を読む




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