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UボートUB型は第一次世界大戦で用いられたドイツ海軍の沿岸型潜水艦(Uボート)の艦級。 == 概要 == UBI、UBII、UBIIIの3つに細分化されるが、それぞれの排水量はかなり異なり、航続距離や武装も異なる。 UBI型一番艦のUB1は1914年に発注され、翌年1月29日に就役した。UBI型の全建造数は17隻であり、146隻の船を沈め、8隻が撃沈された。それなりの戦果が得られたUBI型であるが、魚雷搭載数が少なく航続距離もないため非効率であった。 この点を改善すべく設計されたのがUBII型で、魚雷搭載数は倍になり、航続距離も伸びた。一番艦の就役が1915年8月21日で翌年にかけて30隻が就役し、819隻を撃沈し、21隻が撃沈された。大きな戦果を得た艦級であるが、被害も多かった。これは、艦砲を利用する攻撃が可能なため、高価かつ数が限られた魚雷を惜しんで艦砲で攻撃を受ける機会が多く、返り討ちに遭って被害を大きくさせたと考えられる。特に民間船の場合はUボートは浮上して警告を与えた上で攻撃しており、英国はそれを逆手にとってQシップのような対潜水艦用の偽装商船で対抗している。 UBIII型はUBII型よりもさらに航続距離、排水量共に大きく、当初意図した沿岸型ではなくなっていた。UBIII型は89隻が就役し、40隻が撃沈された。戦争末期であったこともあり、大きな戦果は残せていない。降伏した船は鹵獲されて連合国で分配された。また、この船の優秀な設計は後のI型潜水艦に受け継がれた。 第一次世界大戦中、UBI型については2隻がオーストリア=ハンガリー帝国海軍に売却されたほか、同国内で同型艦3隻が建造され、売却艦と併せて同国海軍のU-10級潜水艦となった〔森野哲夫 「第一次大戦におけるオーストリア潜水艦」第1回〕。また、UBII型についても2隻が同国海軍に編入されてU-43級潜水艦となり、さらに改良型のU-27級潜水艦8隻が同国内で建造されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「UボートUB型」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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