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UFOロボグレンタイザー : ミニ英和和英辞書
UFOロボグレンタイザー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

UFOロボグレンタイザー ( リダイレクト:UFOロボ グレンダイザー ) : ウィキペディア日本語版
UFOロボ グレンダイザー[ゆーふぉーろぼ ぐれんだいざー]

UFOロボ グレンダイザー』(ユーフォーロボ グレンダイザー)は、永井豪原作の漫画、及び1975年(昭和50年)10月5日から1977年(昭和52年)2月27日までフジテレビ系列で毎週日曜日19:00 - 19:30に全74話が放送された、東映動画(現・東映アニメーション)製作のロボットアニメ
== 概要 ==
マジンガーZ』(前々作)や『グレートマジンガー』(前作)と世界観を共有した、マジンガーシリーズの第3作。
本作はマジンガーシリーズあるいは永井豪作品としては異色とされがちだが、これは本作の制作背景に起因している部分もある。前作の終局が見えて新番組を模索し始めた制作サイドは、まず前作同様にマジンガーシリーズの世界観を直接受け継ぐ『ゴッド・マジンガー』(仮題)という企画を立案し、制作を準備していたが、前作の玩具展開や売上の不調によって頓挫してしまう。そこで、当時の日本に巻き起こっていた「空飛ぶ円盤 (UFO) ブーム」に乗ろうという思惑が生まれ、1975年3月に東映まんがまつりの1作として公開された永井豪原作、東映動画制作のアニメ映画『宇宙円盤大戦争』をパイロットフィルムのように用いたうえでマジンガーシリーズに合わせた変更を施し、テレビシリーズである本作として作り上げた。それゆえ、本作には『宇宙円盤大戦争』のリメイク的な側面もある。
このような理由により生まれた本作の「UFOロボ」のネーミングと各種の設定には、UFOブームの影響が顕著に表れている〔本作放映開始の翌年の1976年には、TBS系で『UFO戦士ダイアポロン』が放映されている。〕。さらにUFO絡みではもう1点、東映巨大ロボットアニメとして初めて本格的に「宇宙人」を敵役に据えたSFアニメ作品であることにも言及したい〔ロボットアニメ以外では、『宇宙戦艦ヤマト』や『宇宙の騎士テッカマン』などが先行している。〕。悪役のレベルが、それまでの作品で描かれていた「犯罪組織」や「マッドサイエンティスト」、「復活した古代文明」などによる「世界征服」から、異星人による「地球侵略」へスケールアップすることになり、続く1976年の『大空魔竜ガイキング』や『超電磁ロボ コン・バトラーV』で、「宇宙からの侵略者」はロボットアニメの悪役として定着した。悪役のみならず、主人公にも異星人を据えた点〔ただし、実写も含めたSFドラマの範疇であれば、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』などの円谷プロ作品が先行者である。〕も大きな特色である。主人公といえば熱血漢タイプの日本人が定番だった当時、カタカナ名前の「異邦人」がメインというのは斬新であったうえ、「亡国の王子」として従来になかった大人びているも悲しい過去を持ち影があるという、複雑かつ新しい主人公像を描き出した。他にも王族・貴族といったブルーブラッドの概念や、主人公デュークの中世の騎士を思わせる出で立ちなど、ロマンティックな新風を吹き込み、後のロボットアニメの人物描写やドラマの幅を大きく広げる先駆けとなり、ロボットアニメの大きなターニングポイントを残したと言える。また、前々作と異なり、主人公側に主導的な役割を果たす女性キャラクターが複数設定されていることは、この種の作品としては珍しい。テレビ本放送中に制作・上映された劇場版では前作や『ゲッターロボG』と競演し、子供たちの人気を博した。
とはいえ、スポンサーやテレビ局に要求された高い商業的成功と視聴率〔平均視聴率は20.9%(ビデオリサーチ関東地区調べ)。〕の2つを両方ともクリアすることは難しく、前々作から一時代を築いた永井豪と東映動画によるロボットアニメは、本作をもって一旦終わりを告げる。
本作は日本以外でも放送されており、1983年と1988年において日本国外からJASRACに払われる著作権使用料分配額が最も多い作品で、第2回JASRAC賞の「外国使用」と第7回JASRAC賞の「国際賞」を受賞している〔JASRAC賞-第1回~第5回 第6回~第10回 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「UFOロボ グレンダイザー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Grendizer 」があります。




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