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UniPhier(ユニフィエ)とは、松下電器(現パナソニック)が開発したデジタル家電向けの統合プラットフォームの名称で、株式会社ソシオネクストの登録商標である(日本第4810847号。ただし読みは「ユニフィアー,ユニファイアー」で登録)。 == 概要 == CPUとビデオコーデック等を内蔵したシステムLSIと、OSとミドルウェア等から成るソフトウェアプラットフォームで構成されるデジタル家電用の統合プラットフォーム。その名称は、"Universal Platform for High-quality Image Enhancing Revolution"の略である。 CPUにはARMアーキテクチャまたはパナソニック独自アーキテクチャ(AMシリーズ)を採用している。 スクウェア・エニックスもミドルウェア・SEAD Engine(Square Enix Application on Demand Engine)を提供している。 従来は携帯電話やDVDレコーダー、デジタルテレビなど各製品群ごとにハードウェアを用意し、そこからマイクロコードやOS、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェアなどを個別に開発してきたが、UniPhierによる統合プラットフォームでは、ベースハードウェアの上に各製品固有なソフトウェアを開発するだけで済むため、ソフトウェア開発効率を高めることができる。設計開発はパナソニック株式会社 デバイス社が行っている。 UniPhierには、高品位AV(パナソニックの高画質、高音質技術集約)、低消費電力(AV機器の長時間動作)、リアルタイム処理(複数のAV処理でもスムーズ動作)、セキュア機構(AVコンテンツ、個人データ保護)などの特徴があり、低消費電力を求められる携帯電話分野、高性能なコーデック処理を要求されるホームAV機器など、製品分野に最適なシステムLSIとして選択できる。 VIERAに搭載している画質改善エンジン「PEAKSプロセッサ」なども順次UniPhierに統合された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「UniPhier」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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