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VA方式(ブイエーほうしき)は、液晶表示方式の一つ。高コントラスト、広視角が可能であることから広く使用されている。高品位テレビではこのVA方式とIPS方式が全てである(2009年時点)。 日本国内シェアで上位に居るシャープ(アクオス)や、東芝(レグザ)の一部機種、世界シェアで上位に居るサムスン電子、ソニー(ブラビア)、CMO、AUO(共に台湾)等が採用しているため量的比率も非常に高い。 == 原理・特徴 == VAとは Vertical Alignment の略。他の多くの方式と違いネガ型のネマティック液晶が使われる。名の通り初期状態で液晶を垂直に配向させ、電圧を印加させて液晶を倒すことにより変化する複屈折を利用して、透過状態(白)と非透過状態(黒)を表現する。電圧が低いときに非透過状態としている。 この時、液晶が一方向に倒れると視角特性が悪いために、通常4方向に倒すことで広視野角を実現している(マルチドメイン配向)。 黒状態が垂直配向であることによる高コントラストが最大の特徴。非主流であるネガ型ネマティック液晶を使っているために応答速度、電圧、信頼性に問題があったが改善され量産に至った。生産量が増えた現在ではネガ型であるデメリットはかなり低減されている。 広視角型として最も反射型に向いているのも特徴であり、反射+透過両立タイプの広視角型として量産されている。この場合には位相差フィルムの追加が必要となるために視角特性は悪くなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VA方式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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