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Steinberg's Virtual Studio Technology(一般的にはVST)とは、ソフトウェア・シンセサイザーやエフェクター・プラグインと波形編集ソフトウェアやデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)間のリアルタイムなデータ受け渡しを担い各種の加工などを施すプログラムを、プラグインとして提供するための標準的な規格の一つである。この規格に沿って制作されたプラグインは、多くが操作を容易にするためにGUIを採用している。 パッケージソフト、シェアウェア、フリーウェアの形態で数千ものVSTプラグインが存在しており、また多くのDAWで扱えることから、この種の規格の中では最も普及している規格と言える。VSTのライセンスは開発したスタインバーグが保持している。 本項では本規格に沿ったVSTプラグインについて述べる。 == VSTプラグイン == VSTプラグインはハードウェアを持った音源やエフェクターと同じようにスイッチやノブをマウスで操作できるようなインターフェイスを提供し、また多くのVSTプラグインはキーボードなどのMIDIコントローラー経由で操作することも可能である。 全てのVSTプラグインはDAWなどを母体に動作する構造であり、この場合母体ソフトウェアは''VSTホスト''あるいは略して単に''ホスト''と呼ばれる。ホストは自身にVSTプラグインの機能を追加拡張する(できる)利用形態である。 全てのホストではないが、多くのホストはユーザーがVSTプラグインにあるノブを回したり、ボタンを押したりという情報を記録し再現することが可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Virtual Studio Technology」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Virtual Studio Technology 」があります。 スポンサード リンク
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