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Verdana[ヴぁーだな] Verdana(ヴァーダナ)はヒューマニスティック・サンセリフフォントの1つ。マイクロソフトがコンピュータ用ディスプレイ上での視認性向上のために開発し、1996年に提供して以来世界中の多くのコンピュータで使用されている。 == 開発 == Verdanaはイギリスの書体デザイナー・マシュー・カーターがデザインし、モノタイプ社(Monotype)のトム・リックナー(Tom Rickner)がフォントヒンティング(ヒント処理、ピクセル単位でのアウトライン処理)を行った。当時マイクロソフトのタイポグラフィ・グループにいたデザイナーのヴァージニア・ハウレット(Virginia Howlett)はこうした書体の必要性を認識しており、カーターを招いてVerdanaの開発を行っている。「Verdana」は、「緑豊かな」「青々とした」を意味する「verdant」(マイクロソフトのあるワシントン州の愛称、常緑の州 Evergreen state より発想)と、ハウレットの長女アナ(Ana)の名前に由来する〔"Interview with Virginia Howlett, mother of Verdana" 〕。 1996年に提供されて以来、VerdanaはMicrosoft Windowsのこれ以後のバージョン、およびWindows版とMac OS版両方のMicrosoft Office、Internet Explorerにも同梱されており、Windows Vistaにも標準で搭載されている。加えて、TrueTypeフォントをサポートしているシステムなら、マイクロソフトなどのウェブサイトからVerdanaフォントをダウンロードして使うことも可能である。その結果、世界のほとんどのパーソナルコンピュータにはVerdanaがインストールされている。ある調査では、Windowsのパソコンの95.7%、Mac OSのパソコンの92.8%でVerdanaが使用可能とされる〔http://archive.is/20120723232846/www.codestyle.org/css/font-family/sampler-CombinedResults.shtml〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Verdana」の詳細全文を読む
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