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Virt-manager : ウィキペディア日本語版
Virt-manager

virt-managerとは、レッドハット社からリリースされた仮想機械GUI上で管理運用を行うオープンソースソフトウェアである。ここでいう仮想機械とはXenKVMQEMUなどの仮想化実装システムを使用してインストールされたゲストOS の事を指す。
virt-managerは主にLinuxX Window System上で動作する。仮想機械のホストOS内にこのソフトをインストールすることでゲストOSのCPUメモリの使用状況についての詳細情報の表示をグラフで行い、稼働中の仮想マシンの停止や再起動などの管理を行う。
オープンソースということもあってCentOSFedoraなどではあらかじめインストールされている場合も多い。
0.5版から、ネットワーク越しのVMを管理するためのリモート接続機能が加わった。また、vnc-viewerが、gtk-vncに切り替わった。
なお、本プロジェクトのメンテナは、Daniel Berrange氏、Hugh O. Brock氏、Jeremy Katz氏、Cole Robinson氏である。
== ソフトウェア構成 ==
ソースコードはPythonで記述されている。
本コードで使っているライブラリは、大まかに4種類に分かれる。すなわち、GUI, イベント通知, 仮想機械制御、及びその他のライブラリである。
GUI は UIビルダーツールのGladeGTK+実装されている。
そして、イベント通知では、D-BUSを用いており、Xのイベント検知(notification-daemon)、ハードウェアの構成変更の検知(hald)、およびvirt-managerそのもののシングルトン起動の管理を行っている。
仮想機械の管理は、libvirt と呼ばれる APIを使用することにより、どのような仮想機械でも管理できるように設計されており libvirt 上でのAPIが提供される限りは仮想機械の実装に関係なく対応できる。そして、仮想機械のインストールは、関連ツールであるvirt-installをライブラリとして、用いている。
その他のライブラリとしては、仮想ネットワーク及び、VNCviewerがある。
まず、仮想ネットワークを取り扱うために、IPアドレス管理ツールIPyを内部クラスとして取り込んで使っている。
そして、VNC Viewerは、gtk-vncを使っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Virt-manager」の詳細全文を読む




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