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Vuze(ヴューズ)は、Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSDで動作するオープンソースのBitTorrentクライアントである。GNU General Public License下で配布されている。Java仮想マシンがインストールされたコンピューターで利用できる。 2003年よりVuze, Inc(旧Zureus, Inc)がコアデベロッパーとして開発。最初のリリースは2003年6月、Azureus(アズレウス)という名称でSourceForge.netにて行われた。当時はSWTを用いた実験的なソフトウェアとして開発されていたが、今ではSourceForge.netの代表的なプロジェクトの一つ〔SourceForge Top Projects 〕となっている。 現在このソフトウェアは、中核となるBitTorrentクライアントであるAzureusと、動画の共有やチャットなどの機能を提供するGUIであるVuzeとを合わせた構成になっている。 == 機能 == Vuzeは、標準BitTorrentクライアントより大幅に機能が強化された設計をされており、各種プラグインによってさらに機能を持たせることもできる。I2PやTorなどの匿名通信プロトコルに対応している。以下に特徴的なものを挙げる。 ; 健康状態 ; ダウンロードのレジューム : 通常のダウンロードの再開はもちろん、予期せぬエラーなどによりダウンロードの進捗情報なども消失してしまった場合でも自動的にダウンロードの進捗を計算し直し、再開する機能がある。 ; 詳細なTorrent情報の表示 : 接続中、接続待機中のピアの一覧・ピース(ファイルの断片)の取得完了情報などを表示する。他にも現在通信中のピース情報、Torrentに記述されている各ダウンロードファイルごとのピース取得完了情報などをグラフで詳細に表示する。ファイルごとの優先度設定も変更できる。 ; プロトコルの暗号化 : 通信を暗号化する機能。ただしこれはプロトコルを暗号化するだけであって、匿名性はない。 ; swarm : ピアとの通信状況をグラフィカルに表示する機能。 ; Torrentファイルの作成 : ウィザードによってTorrentファイルを作成できる。Azureusは自身がトラッカーとなるのでTorrentファイルを作成したら、そのまま配布できる(一般的な意味でのトラッカーは不要)。 ; Rating(Pluginにて提供) : Torrentファイルごとのレーティング(5段階評価)や、コメントを共有する機能。 ; UPnP(Pluginにて提供) : ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ (UPnP) 対応ルータを使っているときに、自動的にポートを割り当てる機能 ; UPnP Media Server(Pluginにて提供) ; 分散データベース(Pluginにて提供) ; LAN Peer Finder(Pluginにて提供) : 通常のネットワークに加えて、LAN内部でAzureusネットワークを構築する機能 ; Azureus Update(Pluginにて提供) : ソフトウェア本体・プラグインのバージョンアップを感知し、Torrentネットワークを使って自動的にダウンロードする。ブラウザを起動することなくバージョンアップが可能。 ; SMS Notifications(Pluginにて提供) : 各ダウンロードの完了状況などをSMSにて知らせる機能 ; Web UI(Pluginにて提供) : HTTP通信によって、外部からAzureusを操作する機能。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Vuze」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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