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V型6気筒(ブイがたろっきとう、V6)はレシプロエンジンなどのシリンダー配列形式の1つで、6本のシリンダーを3本ずつ左右交互に、1本のクランクシャフトに対してV字型に配置した形式をいう。直列4気筒に次いで広く自動車用エンジンに用いられている。ここでは主にピストン式内燃機関のそれについて記す。〔蒸気機関やスターリング機関、さらには発動機以外のものの分類としても考えられ得る。〕 == 概要 == 6気筒以上のシリンダーを持つ「多気筒エンジン」の場合、直列にシリンダーを並べると、どうしてもエンジン単体の全長が長くなり、車体への搭載方法や重量配分などに制約を受けてしまう場合が多かった。そのため、直列型に比べ幅は広くなってしまうものの、V型化して全長を約半分につめ、車体へ搭載する際の自由度を増した6気筒エンジンがこの形式である。 現在では中〜大型の高級乗用車やスポーツカーなどに、縦置き・横置き(前輪駆動などの場合)を問わずに広く採用されている。また、トヨタ・クラウンや日産・スカイラインなどのように、直列6気筒を採用し続けてきた車種が、モデルチェンジを機にV型に切り替える例などが出てきている。これはV型6気筒の場合、直列では難しい横置きにも対応でき、エンジンの種類を減らすことができるためである。市販車に搭載された最小のV型6気筒エンジンは、三菱・ランサー、および三菱・ミラージュセダンの各1.6Lモデル(6A10)であるが、2014年3月現在新車で購入可能なものでは、2.5LのレクサスIS250、および同2.5Lのトヨタ・クラウン(ロイヤル/アスリートの各ガソリン車)などである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「V型6気筒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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