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WASEDA-SAT2 : ウィキペディア日本語版 | WASEDA-SAT2
WASEDA-SAT2は早稲田大学の宮下研究室・山川研究室が共同で設計、開発した超小型人工衛星。2010年5月21日に、あかつきの副衛星としてH-IIAロケットにより正常に打ち上げられたが、ロケットから分離後に通信を確立することができず、衛星の運用には失敗した。 ==概要== 1辺約10cmのキューブ型で、重さは約1.15kg〔。参加人数は学生約30名で、開発にかかった費用は約800万円だった。 衛星の側面にパドルを4面装備している。これらは軌道投入後、オンボードコンピュータの電熱線でパドルを固定する鉛線が焼き切られ、自動で展開するようになっている。展開後パドルの操作は行われない〔。このパドルによって得られる空気抵抗を利用して衛星の姿勢を安定させられるかどうかを加速度センサと地磁気センサで観測する〔。 また、衛星内部のLED表示器に地上から送られたQRコードを出力させ、それを小型カメラで撮影、データを地上に送信するデータ通信実験を行う〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WASEDA-SAT2」の詳細全文を読む
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