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WASP-19b とは、ほ座のG型主系列星WASP-19を公転する太陽系外惑星である。恒星のごく近くを周回する巨大惑星(ホット・ジュピター)で、半径0.016AUの軌道を0.79日(19時間)で一周している。この周期は2011年3月時点で知られている太陽系外惑星の中で最も短いものである。 == 性質 == WASP-19bの質量は木星質量に近いが、半径は大きく平均密度が低い。これはホット・ジュピターの典型的な特徴である。 主星のWASP-19は太陽に似た主系列星で、自転周期は10日程度と短い。これはWASP-19系が誕生後数億年の若い惑星系であることか、あるいは惑星との潮汐相互作用のために恒星の自転が加速されたことを示している。 赤外線による掩蔽の観測によれば、WASP-19bの昼の半球は2540K(±180K)の温度に達している。これは理論的に見積もられた平衡温度より500Kほど高く、昼の半球から夜の半球へ効率的に熱が輸送されていないことを示している 。 WASP-19bは恒星との相互作用のためいずれ恒星に落下すると思われているが、その時期はよく分かっていない〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WASP-19b」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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