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WASP-43b
WASP-43bは地球から見てろくぶんぎ座の方向にある恒星、WASP-43を公転している太陽系外惑星である。2011年にスーパーWASPプロジェクトによって発見された。質量は木星の2倍、半径は木星とほぼ同じである。WASP-43の周りをわずか19時間で公転するホット・ジュピターである。
== 表面の温度分布と大気の成分 == 2014年、ハッブル宇宙望遠鏡の観測によってWASP-43bの表面の温度分布が明らかとなった。WASP-43bは月のように、常にWASP-43に同じ面を向けている為、昼側では摂氏1500度、夜側では摂氏500度と表面温度の差が大きい〔。今回の観測によりWASP-43bは昼側から夜側にかけて強い風が吹いていることが分かった〔。シカゴ大学のKevin Stevensonは「温度分布の地図を作ると、高温な昼側から低温な夜側へどのように熱が運ばれるかを予測し、検証するのに役立つ」と述べている〔。 また、WASP-43bの大気中に水蒸気が検出された〔。水蒸気の量は太陽のような化学組成の天体に見られるものと同程度とされている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WASP-43b」の詳細全文を読む
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