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WD-40はアメリカ合衆国に本社をおく工業製品メーカー。および同社の主力の浸透性防錆潤滑剤の商品名。 商品としてのWD-40は多くの小売店で入手できる潤滑スプレーである。1953年にロケットケミカルカンパニー(カリフォルニア州サンディエゴ)の創始者、ノーム・ラーソンによって開発された。撥水と腐食防止が本来の目的で、その後、家庭内の様々な用途に使用されるようになった。 WD-40は「Water Displacement - 40th Attempt(水置換の40回目の試作)」の意。ラーソンは、腐食防止を目的として、腐食の原因となる淀んで溜まった水を置換するための配合法の作成を試み、40回目の試作で成功した〔。WD-40は主として、様々な炭化水素から成る。 WD-40を初めて使用したのはコンベアで、アトラスミサイルの外装を錆や腐食から保護するためだった〔〔。1958年、サンディエゴで一般用の製品の流通が始まった〔。 日本国内での輸入代理店は度々変遷を経てきたが、現在はエステーのグループ会社であるエステートレーディングが販売している。 ==効能== 長期間持続する有効成分は不揮発性の粘性油で、WD-40を使用した物体の表面に残り、潤滑と湿気からの保護をもたらす。この成分は、噴霧ができる低粘性液体とするため、揮発性炭化水素で希釈されており、それ故、物体の隙間に入り込むことができる。噴霧後、揮発性炭化水素は蒸発し、油分が残る。噴霧用の高圧ガスは、当初は低分子量の炭化水素で、現在は二酸化炭素である。 このような特性が、家庭および商業分野においてWD-40を実用的なものにしている。機械等のジョイントやヒンジへの注油、汚れやカスの除去、固いネジやボルトを緩める、錆の防止、湿気の防止などの使い方がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WD-40」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 WD-40 」があります。 スポンサード リンク
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