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WES
WES(: 兵装指示装置)は、アメリカ海軍・海上自衛隊・UNIVAC社が開発した艦載用戦術情報処理装置。海上自衛隊でOYQ-1として採用されて「たちかぜ」(46DDG)に搭載され、小改正型のOYQ-2は「あさかぜ」(48DDG)に搭載された。また全面的に強化されたOYQ-4は「さわかぜ」(53DDG)およびはたかぜ型(56DDG)に搭載され、後にOYQ-1, 2もこれと同等程度まで強化されてOYQ-1B, 2Bと改称された〔〕。 == 来歴 == 海上自衛隊では、ミサイル護衛艦「あまつかぜ」(35DDG)でターター・システムを導入した。同艦搭載のシステムはアナログ式であり、武器管制機能を担当するWDEを備えていたものの、戦術情報処理装置とは連接されなかった。その3年後に計画された多用途護衛艦「たかつき」(38DDA)では、初の戦術情報処理装置としてNYYA-1が搭載されたものの、こちらは目標情報管理・脅威評価機能しか備えておらず、武器管制機能とは連接されなかった。 「たかつき」から8年後、海上自衛隊の次世代ミサイル護衛艦として計画されたたちかぜ型(46DDG)は、主な武器システムとしてターターD・システムを搭載することとされた。これは従来のターター・システムをもとに海軍戦術情報システムとのシステム統合を重視して開発された改良型であり、従って、たちかぜ型護衛艦においても海軍戦術情報システムに準じた戦術情報処理装置が搭載されることとなった〔〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WES」の詳細全文を読む
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