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WinMX(ウィン エムエックス)は2001年にFrontcode Technologiesが開発した、Peer to Peerを用いたファイル共有ソフトである。 ==概要== Napster互換のプロトコルを利用した中央サーバ型のファイル交換機能と、独自プロトコルを利用したサーバに頼らないピュアP2P型ネットワーク機能の両方を併せ持つ。世界各地にNapster互換サーバが立てられており、誰でも自由にログインできるサーバーから、テーマが決まっている会員制のサーバまで様々なものがある。複数のネットワークに同時に接続することができる。 Microsoft Windows 98以降のMicrosoft Windowsのオペレーティングシステムで動作する。2バイトコードを扱えることから日本では利用者が多く、ACCSの実態調査〔社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)による「ファイル交換ソフト利用実態調査]」(ホーム -> ニュース -> 調査報告)より〕では2005年までの長期にわたって、国内では最も多く利用されたファイル共有ソフトとなった。 日本においてはブロードバンド創世記と重なり、2ちゃんねるなどの掲示板では「お礼は三行以上」(ファイル交換を希望する際、相手方にお礼を三行以上の文章で書くという意味)という言葉も流行するなど、良くも悪くも一時代を築いたファイル共有ソフトであった。 大半の利用者は、著作権の侵害にあたる(主に公衆送信権)音楽や映画、ソフトウェア等の違法ファイルの交換を行っており、日本において2001年11月に著作権侵害をしたとして学生が逮捕〔「MX」でビジネスソフト公開の学生逮捕 著作権侵害で世界初 、ITmedia、2001年11月28日〕されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WinMX」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 WinMX 」があります。 スポンサード リンク
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