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WPAD ( リダイレクト:Web Proxy Auto-Discovery Protocol ) : ウィキペディア日本語版 | Web Proxy Auto-Discovery Protocol[うぇぶ ぷろきし おーとでぃすかばりー ぷろとこる] Web Proxy Auto-Discovery Protocol(ウェブ・プロキシ・オートディスカバリー・プロトコル、略称:WPAD)は、ウェブブラウザのプロキシ設定を自動化するためのプロトコルである。 ==目的== プロキシサーバを経由してインターネットやイントラネット上のWebサーバやFTPサーバにアクセスする場合、ウェブブラウザ等に対してプロキシの設定をしなくてはならない。しかし、プロキシは組織によって設定や構成が異なるため、それに合わせた設定を行うのは手間がかかる。そこで、JavaScriptを用いてプロキシ設定を行う、PAC(Proxy Auto-Config)という仕組みが開発された。 これは、プロキシの設定内容を記述したスクリプトファイルをサーバ上に置いておき、このサーバのURLをクライアントのウェブブラウザ等に対して設定しておくことで自動的にプロキシ設定を行うものである。しかし、各々のクライアントに対してURLの設定を行うのも完全に手動でプロキシ設定するよりは簡便であるがやはり手間がかかる。WPADは、DHCPサーバやDNSサーバなどに対して、スクリプトファイルの場所を検出するための設定を行い、クライアント側のウェブブラウザ等はスクリプトファイルの場所を自動的に検出するように設定するだけでプロキシ経由でインターネットが利用できる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Web Proxy Auto-Discovery Protocol」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Web Proxy Autodiscovery Protocol 」があります。
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