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ワラビー(wallaby)は、フクロネズミ目(有袋類)カンガルー科に属する動物のうち、カンガルーやワラルーよりも小さな種に対し、一般的に使われる名称である。特に明確な定義付けはなされていないものの、約30種いる。カンガルーに比べ、後ろ足が小さく尾が短い。しかし、後ろ足で跳躍し移動すること、育児嚢で子供を育てることなど、基本的な習性はカンガルーと同じである。 小型の森林に生息するワラビーはヤブワラビー(ヤブワラビー属)、ドルコプシス(ドルコプシス属およびコドルコプシス属(en))として知られる。ワラビーの名はシドニー周辺で生活していたアボリジニのEora族の言葉に由来している。若いワラビーは他のカンガルー類と同様に"ジョーイ(joey)"として知られる。 == 分布および生息地 == ワラビーはオーストラリアの森林地帯や岩の多い地域、半乾燥地の広大な草地、都市近郊の森林地帯など様々な環境に適応し、幅広く分布する。しかしアウトバックのような広大で、痩せた土地には少なく、そのような土地はより移動性の優れたカンガルーの生息に適している。 ワラビー類はニュージーランドに移入されたが、現在は害獣として扱われ狩猟の対象となっている。また、ブリテン諸島にも移入された。うちマン島における生息数が最も多く、約100の繁殖コロニーが確認されている。また、オアフ島においても、ワラビー類が分布していることが確認されている〔Harby, A.P.B.: " An Assessment of the Ballaugh Curragh Wallaby Population", 2008.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワラビー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wallaby 」があります。 スポンサード リンク
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