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XDrawChemは、 Windows、Unix、Mac OSで利用可能な分子モデリング用のフリーソフトである。このソフトはGNU GPL下で配布されている。 == 主な特徴 == * 結合距離や結合角の描写を調整できる。 * 自動位置合わせができる。 * 化学構造、テキスト、矢印の検出、および、これらの自動的な配置が可能である。 * 環状構造のほか、一般的な全てのアミノ酸や核酸、糖などのテンプレートを利用できる。 * CASナンバーに基づいてネットワークデータベースを利用した構造と化合物名の訂正。 * 描写した構造に基づいた分子に関する情報の訂正。 * ラジカルや部分電荷のようなシンボルが利用できる。 * MDL Molfile形式、CML (Chemical Markup Language:化学構造などの分子情報をXMLやJAVAで表す手法)形式、ChemDrawのバイナリフォーマット形式, ChemDraw XML text format形式のデータ読み込みが可能。 * MDL Molfile形式、CML形式、ChemDraw XML text format形式の出力が可能。 * OpenBabelへ統合されたことで、20を超える分子ファイルフォーマットの読み込み、書き出しが可能である。 * 画像出力形式としてPortable Network Graphics (PNG)、Windows bitmap (BMP)、Encapsulated PostScript (EPS)、Scalable Vector Graphics (SVG)に対応している。 * 外部プログラムの''BUILD3D''を利用することで、3次元構造を描写できる。 * IRや、加法規則と官能基ルックアップ法(additive rules and functional group lookup methods)に基づく13C-NMRおよび1H-NMRなどの簡素なスペクトル予測ができる。 * pKaやオクタノール-水分配係数、気相エンタルピー変化(gas-phase enthalpy change)などの簡易な特性推定ができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XDrawChem」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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