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Extensible HyperText Markup Language(エクステンシブル ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)、略記・略称:XHTML (エックスエイチティーエムエル)は、SGMLで定義されていたHTMLをXMLの文法で定義しなおしたマークアップ言語である。その仕様はHTMLと同じくW3Cによって勧告されている。 XMLを採用したため、MathMLやSVGなど他のXML文書を埋め込むことができるようになった。 なお、「eXtensible HyperText Markup Language の略である」とされることがあるが、これは間違いであり、XはExの発音を表している〔"XML stands for Extensible Markup Language. The X is for the first syllable of Extensible. eXtensible is a spelling error." 〕。 == HTMLとの相違点 == XHTMLはXMLアプリケーションである。よって、XMLの文法に従うために、HTMLと異なる部分が存在する。以下は、主な文法上の相違点とソースのサンプルである。 ; XML宣言を書く : XML文書であるため、文書の頭にXML宣言を書くことが奨励されている。文字コードについては、UTF-8ないしUTF-16の場合やHTTPなどのプロトコルで文字コードが指定されている場合は省略可能であるが、常に付与することが推奨される。 ; 要素名・属性名は小文字で書く : XMLでは大文字・小文字が厳密に区別される。XHTML勧告の場合、要素名・属性名は全て小文字でのみ定義されていることから、要素名・属性名は共にすべて小文字で表記しなければならない(なお、属性値はこの限りではない)。
; 要素の終了タグを書く : 要素は必ず開始タグと終了タグを備えていなければならない(終了タグの省略は許されない)。
; 空要素の終了タグも書く : 空要素についても同様に終了タグを付与するか、開始タグの末尾を「/>」としなければならない。 : * 終了タグを付与する : * XMLを解釈できない古いUAで
; 属性値はダブルクォーテーションで囲む : 属性値はすべて " " (ダブルクォーテーション)ないし
; 属性名を省略せず書く : 属性名を省略してはならない。なお、これらを属性値の省略という例が存在するが正しいとはいえない。
; 推奨されるメディアタイプ : 推奨されるメディアタイプが「text/html」から「application/xhtml+xml」に変更された〔W3C Note: XHTML Media Types <http://www.w3.org/TR/xhtml-media-types>〕。また、HTMLで従来使用されていたtext/htmlは、XHTML1.1以降では非推奨となっている。 メディアタイプがapplication/xhtml+xmlの場合、meta要素のhttp-equiv属性の使用は非推奨となる〔XHTML Media Types - W3C Note、2002年8月1日(2013年12月5日閲覧)。〕。代わりにHTTPのヘッダでメディアタイプを指示することが必要となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Extensible HyperText Markup Language」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 XHTML 」があります。 スポンサード リンク
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