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XKeyscore[えっくすきーすこあ]
XKeyscore(エックスキースコア)は、世界中の外国人に関するインターネット上のデータを検索・分析するために米国国家安全保障局(NSA)が使用する元極秘コンピュータ・システムである。このプログラムは、オーストラリアの国防信号局(DSD)やニュージーランドの政府通信保安局(GCSB)などと共同運営されている。その存在は、2013年7月に米国人でブーズ・アレン・ハミルトン社の元従業員エドワード・スノーデンによって暴露された〔Myers, Steven Lee; Kramer, Andrew E. (August 1, 2013). "Defiant Russia Grants Snowden Year's Asylum" . ''ニューヨーク・タイムズ''. Retrieved August 6, 2013. "Russia’s decision, which infuriated American officials, ended five weeks of legal limbo for Mr. Snowden, the former intelligence analyst wanted by the United States for leaking details of the National Security Agency’s surveillance programs, and opened a new phase of his legal and political odyssey."〕。 == 暴露 == このプログラムの存在は、2013年7月、内部告発者エドワード・スノーデンによってシドニー・モーニング・ヘラルド紙およびオ・グロボ(O Globo)紙上で初めて暴露された。だがそのコードネームはそれ以前の記事にも掲載されており、また他の多くのコードネームと同様に社内公募や従業員のオンライン履歴書でも見ることができた。オ・グロボ紙によると、XKeyscoreは傍受した電子メールの使用言語を分析することにより外国人の国籍を特定する。同紙によれば、この機能はラテンアメリカ諸国、特にコロンビア、エクアドル、メキシコ、そしてベネズエラに適用される〔。デア・シュピーゲル紙によると、XKeyscoreは数日分のメタデータと通信内容を遡って取り込むこともできる。その記事には、XKeyscoreが傍受できるメタデータの例として検索エンジンに入力された単語の一覧が掲載されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XKeyscore」の詳細全文を読む
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