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XO-1b[えっくすおー1びー]
XO-1bは、かんむり座の方角に約600光年の位置にある太陽系外惑星である。2006年に黄色の主系列星XO-1の周囲を公転しているのが発見された。 ==発見== 2006年、プロとアマチュアの天文学者からなる国際チームは、太陽と類似の恒星の周囲を公転する木星程度の大きさの惑星を発見し、XO-1bと名付けた。ボルチモアにある宇宙望遠鏡科学研究所のPeter McCulloughに率いられたチームには、北アメリカとヨーロッパ出身の4人のアマチュア天文学者が含まれていた。 McCulloughらは、XO望遠鏡と呼ばれる比較的安価に使える望遠鏡を用い、太陽系外惑星探査を行った。この望遠鏡は双眼鏡に似た形で、2つの200mm口径の望遠レンズから構成されており、ハワイ州にあるハレアカラ山の頂上に設置されている。 2003年9月から2005年9月にかけて、XO望遠鏡は1万個もの明るい恒星を検出した。この時、McCulloughらのチームは、太陽系外惑星が存在する候補天体として事前に目途をつけておいた数十の恒星を観測した。特にXO-1は2005年6月に太陽系外惑星の存在候補とされていた。彼らはこの恒星を2005年6月から7月にかけて観測し、惑星程度の大きさの天体が食を起こしていることを突き止めた。McCulloughのチームはその後、天体の質量に関する情報を得て、この天体が惑星であると確定するためにテキサス州のマクドナルド天文台に移った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XO-1b」の詳細全文を読む
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