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XOR交換アルゴリズム : ミニ英和和英辞書
XOR交換アルゴリズム[えっくすおあこうかん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

交換 : [こうかん]
  1. (n,vs) exchange 2. interchange 3. switching 4. reciprocity 5. barter 6. substitution 7. replacement 8. clearing (of checks, cheques) 

XOR交換アルゴリズム : ウィキペディア日本語版
XOR交換アルゴリズム[えっくすおあこうかん]
XOR交換(エックスオアこうかん、''XOR swap'')は、コンピュータ・プログラミングアルゴリズムの一種であり、排他的論理和(XOR)を使用して一時変数を使わずに同じデータ型のふたつの変数の(異なる)値を交換する操作である。
このアルゴリズムはXORの対称差という性質を利用したものである。すなわち、任意のA, Bについて、(A XOR B) XOR B = A が成立することである。
==アルゴリズム==
標準的な交換アルゴリズムでは一時的な格納場所が必要となる。''x'' と ''y'' の値を交換する場合、以下のようになる。
# ''y'' の値を一時格納域にコピーする:temp ← y
# ''y'' に ''x'' の値を代入する:y ← x
# ''x'' に一時格納域の値を代入する:x ← temp
あるいは、''x'' と ''y'' が整数ならば、以下のようなアルゴリズムで交換することができる。
# ''x'' := ''x'' + ''y''
# ''y'' := ''x'' - ''y''
# ''x'' := ''x'' - ''y''
ただし、このアルゴリズムをシステムで使用すると算術オーバーフロー例外を起こしてしまう可能性がある。XOR交換アルゴリズムを使うと、一時格納域も必要ないし、オーバーフローが発生することもない。
アルゴリズムは以下のようになる。
#x := x XOR y
#y := x XOR y
#x := x XOR y
このアルゴリズムは一般にそのまま3つの機械語命令に対応する。例えばIBMのシステム/370のアセンブリ言語コードは以下のようになる。
: XOR R1, R2
: XOR R2, R1
: XOR R1, R2
ここで R1 と R2 はレジスタであり、XOR命令の結果はひとつめの引数に格納される。
しかし現代のプロセッサでは、このテクニックによる得失のうち、失うほうが大きいかもしれない(後述)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「XOR交換アルゴリズム」の詳細全文を読む




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