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Xserve[えっくすさーぶ]
Xserve(エックスサーブ)は、アップルが開発・販売していた、1Uラックマウントサイズのサーバ製品の名称、またはその派生および後継製品の総称である。最終モデルは、CPUにIntel Xeon 5500を搭載し、lights-out management (LOM) 〔Lights Out Management について 〕に対応している。 オペレーティングシステムとしてMac OS Xをベースにサーバ利用に特化したMac OS X Server Unlimitedライセンスをバンドルし、リモート管理ソフトサーバモニタと、シリアルポートが搭載されている。ラックマウントサーバという性格上、Xserve G5まではビデオカードはオプションであったが、ユーザからの要望によりXeon搭載モデルからはメザニンボードとして標準搭載されている。 == 歴史 ==
*2002年5月17日:Motorola PowerPC 7455 1.0GHzプロセッサを搭載したXserveを2002年6月下旬より発売と発表〔アップル、1UラックマウントサーバのXserveを発表 マルチプロセッシング、大容量ストレージ、高速ネットワーキングを提供 〕。 *2003年2月10日: Motorola PowerPC 7455 1.33GHzプロセッサ, FireWire 800を搭載したXserve (slot-loding)を発表〔アップル、新しいXserveを発表 デュアル1.33 GHz PowerPC G4プロセッサ、FireWire 800と最大720GBのストレージを搭載 〕。 *2004年1月6日:IBM PowerPC 970FX 2.0GHzプロセッサ搭載のXserve G5を3月下旬より発売予定と発表〔アップル、Xserve G5を発表 デュアル2 GHz PowerPC G5プロセッサにより、1Uエンクロージャで30ギガフロップ以上の処理能力 〕。 *2005年1月5日:IBM PowerPC 970FX 2.3GHzプロセッサ搭載のXserve G5を1月下旬より発売予定と発表〔アップル、Xserve G5をアップグレード デュアル2.3 GHz PowerPC G5プロセッサ、1.15 GHzシステムバスに加え、最大1.2TBのストレージ 〕。 *2006年8月7日: Intel Xeon 5100 プロセッサ搭載のXserveを10月より発売予定と発表〔アップル、クアッド64ビット Xeonプロセッサ搭載のXserveを発表 従来機に比べ、5倍以上の高速化を実現 〕。実際には11月20日になるまで出荷されなかった。 *2008年1月8日: Intel Xeon 5400 プロセッサ搭載のXserveを発表、発売開始〔アップル、新しいXserveを発表 これまでで最もパワフルなアップルのサーバ 〕。 *2009年4月7日: Intel Xeon 5500 プロセッサ搭載のXserveを発表、発売開始〔アップル、Xserveをアップデートし性能を2倍に 次世代アーキテクチャとIntel “Nehalem” Xeonプロセッサを搭載 〕。 *2010年11月4日: Xserve、2011年1月31日で販売終了と発表〔Xserveは1月31日をもって販売を終了しますが、サポートは引き続きご利用いただけます。 〕。後継機種がない為、Mac Pro ServerとMac mini Serverを利用するように移行ガイドが公開された〔Xserveからの移行ガイト 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Xserve」の詳細全文を読む
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