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Z-45は、第二次世界大戦末期にスペインで開発された短機関銃である。 ==概要== Z-45の原型となったのは、ナチス・ドイツが1940年に採用したMP40短機関銃である。基本的な構成はMP40と同様であったが、独自の改良も加えられている。 * ピストルグリップおよびフレームが木製である。 * 放熱用銃身覆いが取り付けられ、また初期のトンプソン・サブマシンガンのものと似た形式の制退器を備える〔Hogg, Ian V. and Weeks, John, Military Small Arms of the 20th Century, 6th ed. DBI Books, Inc. (1991)〕〔Smith, Joseph E., ''Small Arms of the World'', 9th ed., Harrisburg, Pennsylvania: The Stackpole Company (1969), pp. 544-546〕。 * コッキングレバーを利用した安全装置はMP40と同じ形状だったが、右側面に移されている。 * 9x19mmパラベラム弾よりも強力なを使用する。 * 引き金の引き具合によってセミ/フルオート射撃を使い分けることができる。軽く引くとセミオート射撃となり、引き切るとフルオート射撃を行える。 標準的なモデルはMP40と同型の金属製折畳銃床および30発箱型弾倉を備えていたが、MP41に類似した木製固定銃床と10発箱型弾倉を備える警察用モデルも用意されていた〔。標準的な9x23mmラルゴ弾仕様のほか、9x19mmパラベラム弾、、.45ACP弾などの仕様もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Z-45」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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