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ZMapp[じーまっぷ]
ZMapp(ジーマップ。ズィーマップとも)〔エボラ、欧州初の死者…新薬治療のスペイン司祭 (読売新聞 2014年8月12日 同日閲覧)〕は、タバコの近縁種である''Nicotiana benthamiana''の葉の遺伝子へ組み込んで作られる、3種類のヒト化モノクローナル抗体を混合した抗エボラウイルス薬である。2014年現在、サルに対する非臨床試験しか実施されていない未承認薬であるが、2014年8月4日に2人のエボラ出血熱患者に投与され、実験的な治療が行われた。その結果、2人とも症状が改善されるポジティブな結果を示した〔"Mystery Ebola virus serum manufactured by San Diego firm ". Los Angeles Times. August 4, 2014.〕。しかしながらその翌週ごろに投与された6名のうち2名は一定の効果を見せた後に容態悪化で死亡しており、死因が用法用量の不適切か副作用か病状悪化か患者の体力由来かなどの詳細なソースも不明であり、薬効については不透明のままである〔エボラ出血熱:未承認薬投与の医師死亡 リベリア 毎日新聞 2014年8月25日〕。なお2名死者のうちスペイン人司祭は後期高齢者であった〔エボラ熱感染のスペイン人神父、マドリードの病院で死亡 ロイター 2014年8月12日〕。この薬は、米国のベンチャー企業、マップ・バイオファーマシューティカル社が開発中である〔http://medicalware.org/wiki/ZMapp〕。 元々は生物兵器から身を守るために開発されたもので、国立衛生研究所や国防脅威削減局が開発を支援している。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ZMapp」の詳細全文を読む
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