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Zepp(ゼップ)は、日本国内で展開されているライブハウス。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)の子会社、Zeppホールネットワークが運営を行う。 == 概要 == 1997年6月、SMEJとエイベックス・ディー・ディー(現エイベックス・グループ・ホールディングス)の合弁により株式会社ホールネットワークが設立〔2005年5月に合弁が解消され、ソニー・カルチャーエンタテインメント(2003年SMEJから非音楽分野を分割、2006年SMEJに合併)の完全子会社となる。〕され、1998年4月には札幌市に初のライブハウス「Zepp Sapporo」を開業。これを皮切りに、2015年1月現在は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市で6会場が運営され、主に音楽ライブ・イベントを開催している。かつてはコンサートの他にプロレス・ボクシング・その他格闘技の興行も打たれていたが、2012年以降はすべての箇所において、契約済みの大会を終えた時点で以降の貸し出しを中止することが決まっている。 Zeppの名称は飛行船の「ツェッペリン」(Zeppelin)に由来し、そのうちZepp Sendai(閉鎖)については「ツェッペリン」からの連想による“都市に降り立つ宇宙船”をコンセプトに設計されていた〔 設計者についてはから。〕。ステージ幅、音響・照明設備は6会場ともすべて共通で、設定データを用意すればどの会場でも同じセッティングで使えることから、複数のZeppを巡る全国ツアー(いわゆる「Zeppツアー」)が容易に行えるようになった。将来的には日本国外にもZeppを建設する構想もある。 各地のZeppにはアサヒ飲料がスポンサーとして特別協賛しており〔 〕、会場内でのドリンクも同社やアサヒビールのものが提供される。Zeppで開催される大抵のライブでは入場の際に500円をドリンクコインと交換し、入場後Zepp内のドリンクショップでドリンクコインをペットボトルの「ソフトドリンク」と「Zeppオリジナルドリンクストラップ」に引き換える仕組みとなっている〔 〕〔「アルコール類」を選んだ場合はプラカップでの受け渡しになり、「Zeppオリジナルドリンクストラップ」は渡されない。〕。なお、この「Zeppオリジナルドリンクストラップ」はZeppで回収されたペットボトルをリサイクルして作られたものである〔。さらにプラカップのリサイクルや、2003年1月以降に各会場で開催されているライブ・イベントにおける電力を風力発電で賄うなど、エコへの取り組みも行っている〔〔 〕。 2012年4月1日、商号を株式会社Zeppライブエンタテインメントに変更するとともに、SMEJのライブ企画部門との統合〔により、企画制作部門が新設された。また、同時期に本社がエムオン・エンタテインメント本社のある六本木のビルに移転している〔当時SMEJメディアビジネスグループ代表の佐藤康広がM-ON!・Zepp両社の社長を兼務していた。〕。 2014年6月2日、商号を株式会社Zeppホールネットワークに変更するとともに、ライブ企画制作部門をバックステージプロジェクトとの合弁による新会社・株式会社Zeppライブに移管。Zeppライブでは、フェスティバル事業部部長の橋元恵一が総合プロデューサーを務める「@JAM」をはじめとするライブやイベントを主催・制作する他、六本木ブルーシアターの運営に参画、2015年1月より「Zepp ブルーシアター六本木」として再開業した。 ファイル:Zepp Drinkholder.jpg|Zeppオリジナルドリンクストラップ (首掛けドリンクホルダー) File:Zepp Drinkholder2013.JPG|Zeppオリジナルドリンクストラップ (首掛けドリンクホルダー) 2013年8月 Zepp Fukuokaにて入手 File:Zepp Drinkholder2014.JPG|Zeppオリジナルドリンクストラップ (首掛けドリンクホルダー) 2014年4月 Zepp DiverCity(TOKYO)にて入手 ※2013年入手のものとは、色合いが異なる 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Zepp」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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