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Α-ビサボロール : ミニ英和和英辞書
Α-ビサボロール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

Α-ビサボロール ( リダイレクト:ビサボロール ) : ウィキペディア日本語版
ビサボロール[ちょうおん]

(−)-α-ビサボロール (bisabolol)、別名レボメノール (levomenol)〔Rohstoff-Lexikon Bisabolol 〕 は天然に存在する単環式セスキテルペノイドの一種である。IUPAC名はビサボラ-3,7(11)-ジエン-10-オール bisabola-3,7(11)-dien-10-ol。無色の液体で、カモミール (''Matricaria recutita'') や ''Myoporum grassifolium'' の精油の成分である〔Bisabolol 〕。水、グリセリンには溶けないが、エタノールにはよく溶ける。エナンチオマーの (+)-α-ビサボロールは、天然には存在するもののほとんどみられない。有機合成によって製造されるのはラセミ混合物の (±)-α-ビサボロールである。
甘い花のような弱い芳香を持ち、さまざまな香料に使われる。肌を保護する効果があるとされ、古くより化粧品にも用いられてきた。また、抗刺激性、抗炎症性、抗菌性を持つことが知られている。
分子内に2か所ある不斉点について、6位の炭素原子(シクロヘキセン環の付け根)の絶対配置は (''S'')〔吉岡一郎・西野隆雄・谿忠人・北川勲 「津蒼朮(''Atractylodes lancea'' DC. var. ''chinensis'' Kitamura, 根茎)と中国白朮(''Atractylodes ovata'' DC, 根茎)の成分および漢薬朮のガスクロマトグラフィーによる分析 」『薬学雑誌』 1976年96巻、1229–1235頁。〕、また7位の炭素原子(ヒドロキシ基の置換している位置)も (''S'') であることが明らかにされている〔Iwashita, T.; Kusumi, T.; Kakisawa, H. (1979). "Synthesis and stereochemistry of α-bisabolol ". ''Chem. Lett.'' 8: 947–950. .〕。
ヒドロキシ基の位置が異なる異性体として、β-ビサボロール(CAS登録番号 )がある。
消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。
==参考文献==





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビサボロール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bisabolol 」があります。




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