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Β線 ( リダイレクト:ベータ粒子 ) : ウィキペディア日本語版 | ベータ粒子[べーたりゅうし]
ベータ粒子(ベータりゅうし、)は、放射線の一種で、その実体は電子または陽電子である。ベータ粒子の流れを、ベータ線と呼ぶ。普通「ベータ線」という場合は、負電荷を持った電子の流れを指す。 == 概要 ==
原子核(中性子)がβ崩壊する際に高速で放出される電子、または陽電子のことをベータ粒子という。β-崩壊で発生するベータ粒子は負の電荷を持った電子、β+崩壊で発生するベータ粒子は正の電荷を持った陽電子である。なお、熱電子、光電効果により放出された電子など、中性子のβ崩壊以外の原因で放出された電子は、ベータ粒子とは呼ばれない。また、加速器によって加速された高速な電子は電子線と呼ばれる。 粒子としての性質は、電子または陽電子と全く同じフェルミ粒子であり、スピンや質量についてもそれに従う。β+崩壊で発生した陽電子と遮蔽物の電子が対消滅した際には消滅放射線と呼ばれる0.511MeVの光子が2個発生する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベータ粒子」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Beta particle 」があります。
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