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Ϡ ( リダイレクト:サンピ ) : ウィキペディア日本語版 | サンピ
Ϡ, ϡ(サンピ)はギリシア文字の一つ。数字の900に用いられる。 == 概要 ==
サンピという名称はおそらく 「ピーΠのような」という意味である〔Allen (1987) pp.60-61〕。「ディシグマ」という別名がある。 通常の文字として使われたのは古代のイオニア東部で、他の方言で(アッティカ方言では)が現れるところに使われており、音価はあるいはだったと推定されている。この音が使用されなくなると、文字としても使われることがなくなり、後世には数字のためにのみ用いられるようになった。 古代のサンピは、Tのような形であった(大文字: , 小文字: )。現在の字形も、文字の名称も、中世以降のものである。本来の文字名称は不明である。文字の起源も不明だが、 という音を表した点から考えれば、フェニキア文字のツァデに由来するかもしれない〔。ただし、ツァデは数字としては90を表すが、サンピがΩの後に置かれて900を表す点は異なる。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sampi 」があります。
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