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ج
ج(ジーム)はアラビア文字の五番目に位置する文字。有声後部歯茎破擦音 を表す。ラテン文字転写の際には「j」を使う。 == 概要 == アラビア語には有声の はあるが、対応する無声音の がない。ペルシャ文字では を表すために の点を増した「」を使っている。 フェニキア文字から受け継がれた文字の一つで、ヘブライ文字 、ギリシア文字 、ラテン文字 、キリル文字 と同系。元は「らくだ(アラビア語:)」を意味した。頭字と中字が同形。حに点を一つ付加したような形で書かれる。 系統的には有声軟口蓋破裂音()を表す文字だが、フスハーを含む多くのアラビア語方言では口蓋化して になっており、 の音をとどめているのはエジプト方言などに限られる。 アラビア語で外来語の を表す場合は通常は غ () で代用される。ペルシア文字等では を () から派生した گ で表す。かつてアラビア語由来の単語がラテン語等にもたらされた際には、 は g で表されることが多かった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ج」の詳細全文を読む
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