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〈小市民〉シリーズ : ミニ英和和英辞書
〈小市民〉シリーズ[しょうしみんしりーず]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

小市民 : [しょうしみん]
 【名詞】 1. petty bourgeois 2. lower middle class
: [し]
  1. (n-suf) city 
市民 : [しみん]
 【名詞】 1. citizen 2. townspeople 
: [たみ]
 【名詞】 1. nation 2. people 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

〈小市民〉シリーズ : ウィキペディア日本語版
〈小市民〉シリーズ[しょうしみんしりーず]


〈小市民〉シリーズ』(しょうしみんシリーズ)は、米澤穂信推理小説のシリーズ。創元推理文庫東京創元社)より2004年12月から刊行されている。
== 概要 ==
中学時代に問題事を推理したがる性格で苦い経験をした高校生・小鳩常悟朗と、常吾朗と似た境遇を送った同級生の小佐内ゆきの、「小市民」を目指すために互恵関係を結んだコンビが、平和な高校生活を求めながらも日常の中で発生した事件の謎に挑む様を描く。主人公であり探偵役でもある小鳩常悟朗の一人称で語られるが、もう一人の主人公である小佐内ゆきの心情はブラックボックスにすることがシリーズを続ける方向性となっている〔『2010本格ミステリ・ベスト10』内の著者のインタビューより〕。
作品は基本的にはいくつかの短編が組み合わさった、連作ミステリーとなっており、文庫形式で発表されている。『さよなら妖精』が文庫より高価な単行本として発売されたため、次作はデビュー当時のファンである中高生に手に取って貰えるようにという著者の考えにより文庫形式で『春期限定いちごタルト事件』が刊行された。また「小市民」というフレーズはプロット検討段階では存在せず、執筆中にふと浮かび上がり定着したものであり、「元安楽椅子探偵と元ハードボイルド探偵(行動派)の話」が執筆前のコンセプトとなっている。当初は『春期限定―』の単発のみの予定だったが、春という形で上梓したからにはと夏秋冬と続けるシリーズ化され〔、「春期」「夏期」「秋期」「冬期」の4巻で完結する予定〔「畢生の十周年企画 100の質問」 「Q3:シリーズ物の完結予定、または新しいシリーズなどの予定はあるのでしょうか。」〕。
シリーズは漫画化もされている。『春期限定いちごタルト事件』は饅頭屋餡子によって『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)にて2007年5月号から2009年1月号まで不定期連載された。『夏期限定トロピカルパフェ事件』は2009年2月に漫画化が発表され、構成/山崎風愛・作画/おみおみによって同誌2010年3月号より連載されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「〈小市民〉シリーズ」の詳細全文を読む




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