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『「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!』(にせいがくにだまされないために)は、2014年6月25日にメタモル出版から発行された書籍。著者はブロガーとしても活動する内科医NATROM(なとろむ)であり、本書には宋美玄による推薦文と片瀬久美子による解説文も付されている。 == 概要 == 著者NATROMは「ニセ医学」について「医学の形態をとっているものの、実は医学ではないもの」という程度の定義をしているという〔永田正行「標準医療を否定する“ニセ医学”に注意せよ――内科医・NATROM氏インタビュー 」BLOGOS 2014年10月10日〕。そして「ニセ医学」と医学との境界は明確ではなく、厳密な定義付けが困難であることからカギ括弧を付して「ニセ医学」と表現していると述べている〔金子昂「なぜ「ニセ医学」に騙されてしまうのか? 『「ニセ医学」に騙されないために』著者・NATROM氏インタビュー 」SYNODOS 2014年10月6日〕。 そのため本書においては、「ニセ医学」であることが明らかな「医学的根拠がまったくない荒唐無稽なもの」や「効果がないことが証明された事例」を取りあげたと述べており〔、「科学的根拠に乏しい主張」30項目を取り上げ批判的に言及したとしている〔NATROM「「ニセ医学」についての本を書きました 」NATROMの日記 2014年6月5日〕。本書が「ニセ医学」として取り上げたものとして、抗がん剤やワクチンなどを否定する有害論やホメオパシーなどがあげられる。 またNATROMは本書について「責任のある公的な立場の方は一通り読んでいただいて、『これはいくらなんでもありえない』というようなことを知識として持ってほしい」〔と述べており、マスコミ関係者や政治家は「変なことを書く前に、うっかりおかしなことを話す前に、極端に悪い事例を取り上げている本書を読んで、最低限のリテラシーを身につけて欲しい」〔としている。 本書を著すきっかけは、メタモル出版からNATROMに届いた執筆を依頼するメールとされる。ただしメールが届いた当初NATROMは、怪しい出版社からのスパムとみなしており相手にしなかったという。しかしメールにおいて同社の書籍としてあげられていた『小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK』(ISBN 978-4-89595-837-0)を読み、「この本の出版に関わった人たちは信用できそうである」と判断し、「怪しい本を出している出版社」の中にいる「良い本を出そうとしている人たち」を応援したいと考えたため、執筆の依頼を受けたと述べている〔NATROM「メタモル出版から本を出したわけ 」NATROMの日記 2014年6月10日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「「ニセ医学」に騙されないために」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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