|
20100系電車(20100けいでんしゃ)とは、近畿日本鉄道に在籍し、1962年2月から4月にかけて製造された世界初のオール2階建て電車。「あおぞら」号の愛称がある。 主に修学旅行の小学生を中心とした、団体専用列車(修学旅行列車)向けとして設計・製造された。 == 概要 == 1959年に登場した一部車両を2階建てとした10100系「新ビスタカー」は名阪ノンストップ特急に運用され、名阪間の輸送シェアを着実に伸ばしていた。 その当時、伊勢志摩方面へ向かう修学旅行の児童たちは2200系・2250系(大阪線)、6421系(名古屋線)などの旧型車両による急行列車や団体臨時列車を利用していた。2階建て電車が人気を得るなか、小学生たちにも2階建て車両に乗るチャンスを与えること、また短編成で多くの乗客を運べることなどのメリットを生かし製造されたものである。 なお「あおぞら」号の愛称は、公募によって大阪市立玉川小学校の児童の案が選ばれた。 全車2階建て車であることが評価され、1963年に鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近鉄20100系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|