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青木あすなろ建設株式会社(あおきあすなろけんせつ)は、日本の建設会社 1950年(昭和25年)に扶桑土木株式会社(後に、小松建設工業株式会社)として創業したあすなろ建設株式会社と、1947年(昭和22年)にブルドーザー工事として創業し、2001年(平成13年)12月に民事再生手続開始の申立てをした株式会社青木建設が、2004年(平成16年)4月に合併してできた。東京証券取引所一部上場。 高杉良の「小説ザ・ゼネコン」はバブル期前後の株式会社青木建設がモデルである。 == 沿革 == === 株式会社青木建設 === * 1947年(昭和22年)5月 - 大阪において、資本金300万円・従業員38人で「ブルドーザー工事株式会社」設立。関西を地盤に、高度成長と共に宅地造成や海洋土木工事で成長した。 * 1961年(昭和36年)10月 - 大阪証券取引所二部に上場。 * 1962年(昭和37年)7月 - 東京証券取引所二部に上場。 * 1964年(昭和39年)2月 - 東京、大阪両証券取引所の一部銘柄に指定される。 * 1968年(昭和43年) - ガルフオイル社沖縄原油基地工事を受注し海外工事に進出。 * 1969年(昭和44年)8月 - 「株式会社青木建設」へ社名変更。 * 1972年(昭和47年)5月 - 株式会社青木建設創業25周年。 * 1973年(昭和48年)5月 - 創業者青木益次(旧海軍経理学校教官で元海軍中佐)は、長男であり佐藤栄作内閣で官房長官橋本登美三郎の秘書官を務めた際、副長官の竹下登と親密な関係を築いていた大蔵省出身の青木宏悦に社長の座を譲る。兜町筋から「竹下銘柄」と呼ばれた。 * 1976年(昭和51年) - 香港地下鉄アイランドラインMTR-109工区工事を受注。本格的に海外工事に進出する。 * 1977年(昭和52年) - パナマ バカモンテ漁港建設工事を受注。 * 1978年(昭和53年) - 香港青山火力発電所建設第一期工事を受注。 * 1988年(昭和63年) - 世界的ホテルチェーンのウェスティン・ホテルズ・アンド・リゾーツを1730億円で買収。 * 1989年 - 青木宏悦が会長に、日本興業銀行OBの宮脇崇一が社長に就任。 * 1993年(平成5年)4月 - 茨城県つくば市に研究所を開設。 * 1995年(平成7年) - 香港地下鉄MTR-501工区(香港駅建設)工事を受注。 * 1996年(平成8年)6月 - 宮脇が大幅赤字を理由に引責辞任、建設省OBの矢野洋一郎が社長に就任。 * 1997年(平成9年) - 関西新空港の埋立という超大型工事の受注に成功する。 * 1997年(平成9年)5月 - 株式会社青木建設創業50周年。 * 1999年(平成11年)3月 - 上場ゼネコン債権放棄の第1号として主取引銀行のあさひ銀行や日本興業銀行など26社の金融機関から2049億円もの債務免除を受け、20年間の再建計画を策定した * 2001年(平成13年)12月 - 民事再生法を申請。現在の東京証券取引所での上場廃止。 * 2002年(平成14年)9月 - 民事再生手続終結。髙松建設(70%)と小松建設工業(30%)が株式を引き受ける。 * 2004年(平成16年)4月 - あすなろ建設と合併し、青木あすなろ建設に。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「青木あすなろ建設」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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